◆ 謎の果物 ゲンコウ

馬渡島で見つかったゲンコウを使った発売されたばかりの「佐賀ゲンコウジュレ」を食べてみました。

 

蓋を開けるとゲンコウの爽やかな香りが漂ってきました。

 

調べて行くとこのゲンコウも深い謎を秘めていることが分りました。

 

 

 

 

 

2005年から2006年にかけて行われた佐賀県農業センターの調査で、馬渡島には大谷、江頭、番所の辻にあることが確認されています。

 

この3地区はいづれも新村地区ですが、接ぎ木跡が見られず実生から育てられた古木の実生樹であると言うことが分りました。

 

この馬渡島にしか自生していないゲンコウはどこから来たのでしょうか?

 

2つの説があるそうです。

 

1つ目は蒙古が襲来した元寇(ゲンコウ)の名前をとって付けた。

2つ目は馬渡島に移り住んで来たキリシタンの人々が持ち込んだ。

 

馬渡島のキリシタンの人々は、ド・ロ神父が生涯をかけて救済に当たった長崎県の外海町(現長崎市)から移り住んだと言われています。

外海町にはゲンコウと同じようなユウコウという柑橘類があります。

 

柑橘類で「コウ」がつくのはゲンコウとユウコウの2つで何れもキリシタンに関係している所に由来していることから、キリスタンの人々が移住する時に持ち込んだのではないでしょうか?

 

管理人はゲンコウの上品な酸味と香りが好きでポン酢として使っていましたが、馬渡島ではゲンコウは昔から焼き魚、シメ鯖、イワシの塩辛になどに使われていたそうです。

 

佐賀県でもゲンコウを活用した新商品開発に取り組む企業を支援する取り組みを始めています。

 

今回食べてみた「ゲンコウジュレ」の他に、「げんこう飴」、「ゲンコウラングドシャ」(クッキー)、「いかさしゲンコウ」などの商品も開発され、販売されています。

 

「謎の果物」ゲンコウは個性がますます尊重される時代にマッチした柑橘類だと思います。

このゲンコウが馬渡島の活性化の一つの資産になることを願っています。

 

ゲンコウ飴

◆ 馬渡小中学校の文化祭が開催されます。

平成30年10月20日(土)に恒例の文化祭が開催されます。 

今年のテーマは「Bloom ~1番の思い出」です。

 

みんなで応援しましょう。

 

◆ 離島留学生制度がスタート

平成29年度より、離島留学制度がスタートします。

 自然あふれる馬渡小中学校で学びませんか?

 少人数での丁寧な指導が本校の特徴です。

 皆さんの応募をお待ちしています。(馬渡小中学校のホームページより)

◆ 「キリシタン海の道紀行」をアップしました

◆ 馬渡島キリシタンの歩み を追加しました

◆謎の果物 ゲンコウ を追加しました

ゲンコウの自生種は馬渡島にしかない希少種の柑橘です

◆おたよ伝説と馬渡島  を追加しました。

離島活性化の成功事例として海士町モデルを追加しました

まだら夢工房で弁当を予約できます

フォトギャラリーに古い写真をアップしました

動画 馬渡島の女性釣り師達、

郵正丸から離れる馬渡島、

ある日の馬渡島の朝をアップしました

馬渡島のアーチスト達を追加しました

◆定期船 郵正丸の動画等を更新しました

◆JOCジュニアオリンピックカップ2014の佐賀県代表に馬渡島中の二人が選出されました二人