イノシシの被害は全国的に問題になっていますが、馬渡島でも10年ほど前から問題になっていて、最近はますます深刻化しています。
元々、馬渡島にはイノシシはいませんでしたが、隣の加唐島から泳いでやって来たノシシが繁殖して、農業に大きな被害を与えるようになって来ています。
島には野生のヤギもいて、その食害も問題となっていましたが、島の人々は「イノシシの被害はヤギの食害と比べものにならないほど大きい」、「柵や網を突き破って何でも食べるし、人を見ても逃げずに恐怖を覚える」、「農作物を作る意欲もなくなってしまう」などと話していました。
昨日(2016年11月24日)のNHK NEWS WEBでも「泳ぐイノシシ 深刻化する離島の被害」と題して馬渡島の様子が紹介されています。
イノシシの問題はいまや国をあげて取り組む課題となっています。